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Mic Sejaの小型高性能車シリーズ第23弾:フィアット・アバルト1000ビアルベーロ

2022.4.2

Mic Sejaの小型高性能車シリーズ第23弾:フィアット・アバルト1000ビアルベーロ

 

<アバルト1000ビアルベーロ>

「ちょっと古い小型高性能車」と言えば代表はアバルトでしょうか。フィアットの大衆車をベースにチューンアップしまくった機械部分にイタリア・カロツェリアのボデーを被せる。若き日の筆者は朝日新聞社の「世界の自動車」を眺めよだれを流していたものです。アバルト750のほうが更にイタリアンなラインですが、1000も格好良いですね。数年前にペブルビーチのコンコース・イタリアーノに行った時には750とシムカ1300ばかりで1000は見かけませんでした。

でもモータリゼーション突入期の日本では実車に接する機会もほとんどなく、ましてや運転するチャンスなどなく「絵にかいた餅」状態。それに比べてアバルトの名前を付ける用品のほうがよほど身近でした。

 

<アバルト・ホィール>

まずはホィール。鉄チンホィールの拡幅(リム部を断面に切断して間に継ぎ足しでホィールの幅を広げる改造)とかアルミホィールが出始めた当時です。ロナールとかのアルミホィール、その上にクロモドラ(マグ)、最高級がカンパニョーロ。そのカンパニョーロのマグホィールをアバルトは履いていました。放射状の凸と円周凸が格好良く、自分のヨタハチにTRD(だったと思う)の似たパターンのホィールを付けようとアルバイトに精を出していた記憶があります。

<アルミッタ・アバルト>

次がエキゾースト・マフラー。太鼓部の縮緬塗装とサソリのマークが妙に格好良かった!当時のマフラーは鉄板製。耐久性アップからステンレス素材が当たり前になった今では信じられないでしょうが、マフラーは錆びて穴が開くので数年で交換するのが当たり前でした。純正にお金をかけるくらいなら性能向上(と当時は信じていた)も狙えるアバルト・マフラーにあこがれたものです。

<アルミ鋳物オイルパン>

国産車ではプレスの鉄板オイルパンが当たり前の時代、アルミ鋳物の深いフィンのオイルパンも恰好がよかった!自分のヨタハチもオイルパンはアルミ鋳物、でもアバルトのような色気がなく、VWビートル用の追加オイルパンを追加すべく準備を進めていました。

<半開きリアフード>

アバルトはリアエンジン。冷却アップのためにリアのエンジン・フードを半開きにするのも格好良かった!FRのヨタハチでは関係なかったけれど。スバル360で真似しようとしたら「部品を盗まれる」と家族から注意された記憶があります。

<カム・カバー・デザイン>

フィアットのシリンダブロックに特性のDOHCヘッドを載せたアバルト・ツイン・カム! 曲線と直線が心地よく混じった芸術的なカムカバーがウエーバーキャブとよく似合う!

下にアルフア・ロメオ、ベンツAMG、ロータスTC、トヨタ2TGのカムカバーの写真を比べてみました。アバルトとアルファ、やっぱりイタリアの美術センスが生きているように思えます。日本人は定規頼りの線ですね。

 

<本稿完>